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  • スクエア型小皿の削り方

    以前投稿したスクエア型小皿の作り方の紹介です。

    まずは、正方形にカットした材料を用意します。
    そして、ボール盤でチャックの穴を開け、旋盤に固定して削っていくのですが、ここでポイントがあります。
    通常の小皿の作り方の手順は、まず裏側の形を作り、裏返して表側を成形するという流れになりますが、このスクエア型小皿はその逆で、表側を先に成形します。
    なぜかというと、裏側から先に成形すると、表側を削る時には材が薄くなり、振動が起きます。
    それを抑えるために、裏から手を添えたいところですが、スクエア型だと、縁は材がある部分と無い部分が交互に回転してくるので、手を添えるのが危険です。

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  • スクエアの小皿

    旋盤で作るものというと丸いものばかりを考えていましたが、5月、ポートランドで行われた『WOODTURNING SYMPOSIUM』の中で見たスクエア型の小皿がとても印象的で、マネをして作ってみました。

    四角くカットした材料を回転させながら削るので、縁は材があるところと無いところが交互にまわってきます。
    そこに刃を当てて削ることに少し怖さがあったり、サンドペーパーを当てることができないので刃物だけで仕上げる必要があるなど、丸いお皿と違った難しさがあります。
    削る手順も少し違うので、作り方はまた改めてご紹介したいと思います。

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